スタジオ地図創立10周年を迎える今夏、細田守最新作『竜とそばかすの姫』の公開が決定しました!

これまで『サマーウォーズ』をはじめ、数々の人気アニメ映画を手がけてきた細田守監督。本作について“ずっと創りたいと思っていた映画”と公言しているだけに、SNSでも本作の公開への期待が高まる声が続出です。

今作の主人公のすずは高知の田舎町で父と暮らす17歳の女子高生。その舞台も高知県の各名所を描かれているそうですが、どこか気になっている方も多いはず!

そこで、「竜とそばかすの姫の舞台/場所は高知県のどこ?仁淀川や高校も」と題し、リサーチしてみます。

竜とそばかすの姫の舞台/場所は高知県のどこ?仁淀川や高校も

まず、特報映像に出てくる川です。

高知県高岡郡越知町鎌井田にある仁淀川

「竜とそばかすの姫」に出てくる場所/舞台
高知県高岡郡越知町鎌井田にある仁淀川(によどがわ)に架かる浅尾沈下橋です

細田守監督が本作で舞台を高知に選んだ理由は、なんといっても「川がきれい」といったことだったそうです。

高知って海のイメージを持つ方もいらっしゃるかもしれませんが、実際は大きな山があり、市内を通る大きな川がいくつもあります。

美しすぎる高知の“仁淀川”。

細田守監督は、その美しすぎる仁淀川からインスピレーションを得たといわれ、仮想世界の「U」の世界も川をイメージして作っているそうです。

私は仁淀川には行ったことがありませんが、本作の映像をみたらこんな素敵なところ行ってみたい!と思いました。

感染対策を忘れずに出かけてみたいですね。

近隣の伊野ICまでのアクセス方法もまとめておきます↓↓↓

仁淀川の住所
〒781-1321 高知県高岡郡越知町字鎌井田本村向井
高知県仁淀川へのアクセス方法

車で(伊野ICまで)

  • 中国吹田IC〜伊野IC:約4時間
  • 岡山IC〜伊野IC:約2時間
  • 高松中央IC〜伊野IC:約1時間35分
  • 松山IC〜伊野IC:約1時間55分
  • 徳島IC〜伊野IC:約2時間15分
  • 高知龍馬空港IC〜伊野IC:約40分

続いて、主人公のすずが通う高校はどこが舞台となっていったのかを見ていきます。

主人公が通う高校は都立西高等学校や土佐高校がモデル

主人公のすずが通う高校の場所/舞台
  • 廊下のシーンは、都立西高等学校が有力と思われます
  • 主人公すずが登下校で歩くシーンから土佐高校の可能性もあります

主人公のすずは、鎌井田集落に住み、高知市内の高校に通っているという設定。その高校をリサーチしてみましたが、公式サイト等からどこが舞台となっているかといった情報は見つけることができませんでした。

ただ、本作の一部の画像とそっくりな高校の写真がありました↓↓↓

とても似ていますよね!

ド汚高校を母校とおっしゃっている方のツイートですが、都立高校との声↓↓↓

都立高校の中でも一番、その声が多かったのが、「都立西高等学校」。こちらが舞台となっていると予想しました。

「都立西高等学校」といえば、東京都の公立高校のなかでは偏差値が一番高い高校で有名。

実際に、東京大学合格者数の上位を維持している進学校で、ほかにも京大や早稲田、慶応義塾大学に進学している生徒を多く輩出しているほどの進学校です。

とても人気が高く、生徒からの評判がいいのですが、建物が古い、汚いといったところから”ド汚高校”と自虐ネタで母校を紹介されている方もいるようですね。

また、本作のワンシーンで川沿いを歩いて登下校するシーンがあります。その近くに川があります。

高知県の高校で川沿いを登下校に使うような高校をリサーチしてみると、「土佐高校」。こちらには、近くには鏡川があり、その川沿いを歩いているということで、「土佐高校」が舞台となっている可能性もあります。

「土佐高校」といえば、創立百周年を迎えるほどの伝統校。

偏差値も高く、県内有数の進学校としても有名で、野球、サッカーなどのスポーツでの活躍するなど、文武両道の学校ですね。

 

各高校のアクセス方法もまとめておきます↓↓↓

都立西高等学校
  • 住所:〒168-0081 東京都杉並区宮前4丁目21-32
  • 最寄り駅:久我山駅
  • アクセス:京王・井の頭線の「久我山駅」で下車。久我山駅から西高までは、徒歩10分。

土佐高校
  • 住所:〒780-8014 高知県高知市塩屋崎町1丁目1-10
  • アクセス:(1)電車・鉄道の場合;土佐電鉄桟橋線「梅の辻駅」下車 徒歩3分、土佐電鉄桟橋線「桟橋通一丁目駅」下車 徒歩5分など、(2)路線バスの場合;吉野-孕橋「筆山町バス停」下車 徒歩2分、みませ-天王ニュータウン「土佐高校通バス停」下車 徒歩2分、イオン線「土佐高校通バス停」下車 徒歩2分、(3)高速道路の場合;高知自動車道「高知IC」から 4.2km

 

仁淀川と高校以外の舞台もリサーチしてみます。

高知県高知市・鏡川水管橋と山内神社の森

「竜とそばかすの姫」に出てくる場所/舞台
鏡川にかかる鏡川水管橋

 

本作の予告PVの「細田守最新作」と出てくる背景、これが鏡川で、対岸には山内神社の森がみえています。

仁淀川同様、こちらも山や川など日本の名所といってもいいほどのステキな場所ですよね。

鏡川は、あの坂本龍馬が水練に励んで体を鍛えた川。

いまも天然アユが棲む、美しい都市河川だそうです。趣深い場所ですね。

こんな素敵な場所がたくさんある高知。細田守監督が本作の舞台に高知を選んだのも納得です。

鏡川へのアクセスもまとめておきます↓↓↓

緑川へのアクセス
  • JR高知駅から徒歩30分

 

続いて、別のシーンをみてみます。

JR土讃線を走る国鉄キハ32形の車内

「竜とそばかすの姫」に出てくる場所/舞台
国鉄キハ32形の車内

本作のワンシーンで、電車の車内が映し出されているシーンがあります。主人公のすずは、過疎化が進んだ田舎町にある家から、JRで高知市内の高校に通っていて、その車内の映像が出てきます。

窓にカーテンがついた、のどかな田舎風景を彷彿とされる電車。その種類は「国鉄キハ32形」です。

高知では、電車のことを汽車と呼んでいるそうですが、汽車と呼ばれているJRのようです。

なんだか古い時代の設定とした映画などでも使われそうな電車。土讃線でこの列車に乗ってみると、高知のさらにいい景観を楽しめそうです。

キハ32形の基本情報
  • 鉄道会社:JR四国
  • 形式名:キハ32形
  • 運行路線:土讃線

 

それでは、ここで、簡単に本作のストーリもまとめておきますので、参考にされてください。

「竜とそばかすの姫」ストーリー

自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高校生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。
母と一緒に歌うことが何よりも大好きだったすずは、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。歌えないはずのすずだったが、「ベル」と名付けた自分の分身を作り、Asとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく。

突如、ベルの前に現れたのは、「竜」と呼ばれる謎の存在。<U>の秩序を乱すものとして、正義を名乗るAsたちは竜を執拗に追いかけ始める。<U>と現実世界の双方で誹謗中傷があふれ、竜を二つの世界から排除しようという動きが加速する中、ベルは竜を探し出しその心を救いたいと願うが――。

現実世界の片隅に生きるすずの声は、たった一人の「誰か」に届くのか。
二つの世界がひとつになる時、奇跡が生まれる。

「竜とそばかすの姫」公式サイト

 

 

最後に、「竜とそばかすの姫」のSNSの声をリサーチしてみます。

「竜とそばかすの姫」の舞台/場所は高知県へのTwitterの声

高知出身の方のSNSのようですが、高知が舞台とはめっちゃ嬉しい、ぜったい観に行く!といった声が多数ありますね。

大ヒットが予感される期待作が、自分の地元が舞台になるって嬉しいですよね。

地元の方だけじゃなくて、その近隣にお住まいの方も嬉しいですよね。

今回、ご紹介した場所はどこもステキなところでした。本作にどのように描かれているかとても楽しみですね。

細田守監督の関連作品を無料視聴する方法

2021年7月16日に、いよいよ細田守監督の最新作となる「竜とそばかすの姫」が公開されますね。

細田守監督は2006年に公開された「時をかける少女」以降、監督を務めた5作品すべてが日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞したほか、前作の「未来のミライ」では米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされるなど、国内外で高い評価を獲得しています。

「まだ見てない!」「もう一度見ておきたい!」という方は、無料で視聴する方法をまとめましたので、予習&復習してみてください☆

竜とそばかすの姫の舞台/場所は高知県のどこ?仁淀川や高校もまとめ

ここまで、「竜とそばかすの姫の舞台/場所は高知県のどこ?仁淀川や高校も」と題し、リサーチしましたが、いかがでしたでしょうか。

今回、高知県のステキな場所の数々が舞台となっていることをご紹介しましたが、監督が高知県を舞台に選ばれたという理由もが合点がいきました。

圧倒的な速度で変わっていく世界と、自分たちにとって本当に大切な普遍的なものとの融合ってなんだろうって感じさせてくれる作品。

現代と田舎の風景との対比が、本編でどう描かれているか、ぜひ、細田監督の渾身の一作をお楽しみください☆