横幕智祐さん原作、モリタイシさんが作画を担当した同名人気コミックを映像化した「ラジエーションハウス」は、大病院の放射線科で働く放射線技師たちの熱い戦いを描く人間ドラマです。
放射線技師の五十嵐は、幼い頃に想いを寄せていた杏が働く甘春総合病院に採用され喜んでいました。
そんな中、世界的な写真家・菊島が激しい頭痛を訴え病院に搬送されてくるのですが…。
主演の窪田正孝さんをはじめ、本多翼さん、広瀬アリスさん、山口沙也加さん、鈴木伸之さん等、フレッシュな若手キャストの共演が話題となった他、ベテラン実力派の遠藤憲一さん、和久井映見さんの安定した演技にも注目です。
放射線技師の五十嵐唯織(窪田正孝さん)は、幼い頃に想いを寄せていた甘春杏(本田翼さん)が放射線科医として勤務する甘春総合病院に採用が決まります。
22年ぶりの再会を心待ちにしていた唯織でしたが、杏は彼のことを全く覚えておらず落ち込んでしまいます。
そんな中、世界的な写真家・菊島亨(イッセー尾形さん)が激しい頭痛を訴え甘春病院に搬送されてきます。
頭部MRI検査を行いますが、頭痛の原因を解明することが出来ません。
他の病院に転院させた方が良いのではないかという案も出ますが、唯織は納得がいかず必死に原因を突き止めようとします。
そしてついに頭痛の原因を突き止めた唯織でしたが、新聞にはまるで放射線科医の鏑木(浅野和之さん)の手柄のように掲載されているのでした。
技師長の小野寺(遠藤憲一さん)は、放射線技師は医師の補佐的な立場でしかないことを目の当たりにし、落胆するのでした。
唯織が実は医師免許を持っていることを知る渚(和久井映見さん)は、彼に放射線科医になるよう勧めますが拒否されます。
そんな唯織に渚は「医師免許を持っていることは誰にも話さないように」と約束させるのでした。
そんな中、小学生の健太郎(石田星空さん)が膝の痛みを訴えレントゲン検査を受けますが、鏑木医師は単なる成長痛だと判断します。
唯織は健太郎の痛みの原因は他にあるのではないかと考え再検査しようとしますが、鏑木に反対されます。
小野寺が鏑木を説得しMRI検査を実行すると、健太郎は骨肉腫だと判断されるのでした。
杏は放射線技師の仕事の重要さを思い知らされ、唯織の技術と知識を認めるのでした。
そして唯織を異性として意識し始めるのですが、素直になれず彼にキツくあたってしまいます。
ある日、敏腕女性編集者の葉山今日子(内山理名さん)がマンモグラフィ検査を受けに来ます。
裕乃(広瀬アリスさん)は今日子の緊張をほぐすために話し掛けますが、たまき(山口紗弥香さん)から注意を受けてしまいます。
今日子のマンモグラフィの結果を見た杏は判断に悩み鏑木に相談しますが、病変が見つからないという理由で”異常なし”という判断を下します。
唯織は今日子のマンモグラフィ画像を見て、超音波検査も受けた方が良いのではと考えていました。
超音波検査でもはっきりとした診断は下りず、今日子はMRI検査を受けることになります。
すると右胸に腫瘍が発見され、全摘しなければ助からないと診断された今日子は大きなショックを受けてしまい…。
あくまでも”医師のサポート役”というイメージだった放射線技師という仕事の重要さがよく分かる内容で、とても興味深いドラマです。
この作品を観て放射線技師を目指そうと思った若い視聴者も多いのではないでしょうか。
唯織と杏の恋の行方も気になるところですが、本作品の大半は放射線技師の仕事ぶりに焦点を当てているという硬派なドラマです。
そういうぶれない点も、本作品が高い評価を得た理由ではないでしょうか。
