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ただ、本作とは関係のない数分程度の動画でした。

〇：無料、△：有料、×：配信なし

人気作家・東野圭吾の本格ミステリーをドラマ化した、両親を惨殺された3兄妹が、互いに固く結ばれた絆を確かめ合いながら、真犯人を追い詰めていく復讐劇を描いた、極上のサスペンス・ミステリーです。

小学生の頃、流星を見たあの夜、両親の殺害現場に遭遇してしまった、有明功一たち3兄妹。

あれから14年･･･事件の時効が迫る中、真犯人を自らの手で捜し出すために、功一、泰輔、静奈たちは動き出します。

過酷な運命を乗り越えていく“兄妹愛”と困難な状況にも決して諦めない“執念” を、それぞれの想いが結ぶ絆とともに描き、私たちに“人生を前向きに生きるための勇気”を与えてくれる感動のエンターテインメント作品です。

主演は、強い責任感で家族をまとめ、真犯人を追跡していく有明家の長男・有明功一を演じた、二宮和也さん。

共演は、抜群の行動力で事件を追う有明家の次男・有明泰輔役の錦戸亮さん、兄2人を慕う有明家の末っ子・有明静奈役の戸田恵梨香さんです。

その他、三浦知良さんや桐谷健太さんなど、確かな演技力を誇る充実のキャストが集結しました。

脚本は、話題作を次々に世に送る稀代の脚本家・宮藤官九郎さんが務め、対照的なミステリーとコメディの要素を見事に融合させた、斬新なドラマを描きました。

人生のある局面では、思わず逃げ出したくなるような、悲しいことや苦しいことが起こることもあります。

そんな時、誰かとの絆があれば、きっと一度きりの人生に踏みとどまれるはずです。

誰かを大切に思う偽りのない自分の気持ち、大切な人に寄り添ったときに伝わるぬくもり･･･“絆”は目には見えませんが、確かにそこにあるものです。

流れ星に願いを託すように、時には、あなたの“絆”に生き方を委ねてみるのもいいでしょう。

獅子座流星群を見に行こう。

兄の有明功一と泰輔、妹の静奈は、夜の街を駆けていきます。

洋食店を営む両親は、自慢のハヤシライスの仕込みで自宅に残り、子供たちだけで流星を見に出かけた、あの夜。

その後の悪夢を知る由も無く、3人は夜空を流れる星々に願いをかけます･･･。

あの日、帰宅した功一たちを待っていたのは、過酷な運命の洗礼でした。

暗い部屋、争った跡･･･笑顔で迎えるはずの両親が、何者かに惨殺された現場でした。

呆然とする功一たちの心に、やがて復讐の炎が灯ります･･･。

14年の時が経ち、あと少しで、残忍なあの事件が時効を迎えてしまう、そんな時。

成長した有明家の3人は、事件の犯人らしき人物の手掛かりを掴みます。

泰輔や静奈からうっとうしがられるほどの強い責任感で、家族を守り続けている長男・功一。

事件の夜、不審な人物を目撃した唯一の証人で、考えるよりまず行動に移す次男・泰輔。

そして、兄2人と血の繋がりはないものの、有明家の末っ子として大切に育てられてきた静奈。

果たして、彼らの復讐劇は、真犯人を突き止めることができるのか･･･。

功一たちの苛烈な運命を変える挑戦が今、始まります。

切ない復讐物語

結末が皮肉すぎました。

序盤は兄弟で詐欺師まがいのことをしながら別に両親を殺めた黒幕を特定しようとするというなんとも切ないストーリーでしたが結末があまりにも皮肉で悲しすぎるなあと感じられました。犯人の動機も独りよがりなよくあるもので殺された側の人達のことや親を無くして残された子供達を思うとやりきれないような雰囲気が最後に残っていたようにも思えましたが作品としては完成度が高く所々の伏線など詐欺にまつわるくだりなど笑える場面もあったりして総合的に楽しめた内容となりました。要潤さんがこの作品の中で脇役ながらいいテイストを出していたように感じました。彼の登場で少し兄弟の関係性にも変化が与えられて途中からいろいろな視点から観れる雰囲気があって良かったです。

やす（30代・男性）

テンポ良いので、サクサク見れます。

最後まで笑って泣けるドラマでした。

東野圭吾さんが原作でありながら、クドカン要素もしっかり詰まっていて面白いドラマでした。ミステリーなのにクスッと笑えるシーンが多く、時には癒されながら見終わりました。兄弟の絆が美しく描かれていて、優しい気持ちになれる部分もありました。展開が二転三転するので、最後まで目が離せませんでした。伏線が綺麗に回収されるのはスッキリしました。出演者も演技派が揃っていて、引き込まれました。特に二宮和也さんは、表情で感情を表現するのがとても上手ですね。無言のシーンなのに切なくなったり寂しくなったりと、こちらの気持ちまで動かされました。また嵐の主題歌も、この作品の雰囲気に合っていて良かったです。また何度でも見たくなるドラマです。

ゆりいか（20代・女性）

まさかの展開の感動ドラマ

仲間にしてほしい

私は二宮さんも錦戸さんも戸田さんも大好きだったのでこの兄弟にどうしても入れてほしいなと思いながら観ていました。両親を失っていてもずっと仲良くしていて血が繋がっていない妹でもあんな優しく接していた2人のお兄ちゃんは最高だなと思いました。いろんな人をだましたりして悪い奴だなと思うとともにどうやってこんな知識をみにつけているんだと不思議に思っていました。ハヤシライスはめっちゃ貴重なものだったと思っていたので私も食べてみたいしすごく興味がありました。お兄ちゃんだけ気合の入れ方が違うくてステッカーとか作っているのがかわいかったし、弟たちに適当に扱われているのもすごくかわいくてあんな風にいじられているのをずっと観ときたかったです。

すず（20代・女性）

誰でも親しみやすいミステリー作品

観るほどに引き込まれていくストーリー

三兄弟が両親を殺害した犯人を探すストーリーですが、事件の手がかりが見つかる度にストーリーに引き込まれていきます。第4話で静奈が両親の記憶を思い出すシーンは見どころでした。話を聞きこんで手がかりを探したり見つけたりするのはよくありますが、まさか食べ物にあるとは思いませんでした。ハヤシライスを食べて家庭の味だと思い出す静奈を見て、こんなところに手がかりを隠すなんてと驚きでした。話が進むにつれて、意外なところから手がかりが見つかるのは観ていておもしろかったです。事件の時効が迫る中での犯人探しという設定だったため、早くしないと！という思いがだんだん強くなっていきました。観ているうちに限られた時間で必死に犯人を探す三兄弟に夢中になるはずです。

E.I.（30代・女性）

見どころ溢れるミステリーの傑作

兄妹の絆と意外過ぎる結末

東野圭吾らしいミステリーに引き込まれっぱなしです。クドカンのコミカルな演出と、出演キャストの演技力もスゴかったですね。誰が印象深いって、全員！です。子供の頃に起きた悲しい事件。暗い体験ですが、明るく力強く生きている兄妹。前半はコメディ色が強く楽しめます。詐欺師としての役割分担もイイですね。長男である功一の笑える設定に従って、泰輔と静奈が戸惑いながらも従って進めていく。段々と楽しんでいる感じがイイ。　アリアケ３最高ですね。要潤が演じる、戸神行成もイイ味してましたし、高山の騙されっぷりもサイコーです。中盤以降から、色々な事が分かってきたり、登場人物間の心の動きが切なかったり。そして最後、全てが判った時は本当に泣けました。切ないです。見どころが沢山ある本作ですが、観ると必ず＇ハヤシライス＇が食べたくなります。　あと、この頃の戸田恵梨香が可愛すぎですね。

SADAF☆F（30代・男性）

若い３人の主役と演技の上手い脇役陣が作り出したエンターテインメント豊かなミステリードラマ

クドカンワールド炸裂

東野圭吾さんの原作を宮藤官九郎が脚本を書いた作品です。原作との相違点も沢山ありますが、テレビドラマとしては成功しています。主人公の兄弟が詐欺を働く場面は誇張もありますが、楽しめます。特に桐谷健太さんが出ているエピソードが傑作で、くだらないと思いつつも桐谷さんの熱演もあって笑ってしまいます。脇役陣の演技達者な方が多く、ドラマを盛り上げてくれています。特に尾美としのりさんは兄弟を支える役でドラマを盛り上げてくれる存在でした。柄本明も素晴らしかったです。ラストは原作と異なっていますが、主演の二宮和也さんの素晴らしい演技で、見応えがあり違和感は感じませんでした。二宮さんの最高の演技です。嵐の主題歌もこのドラマにぴったりで、ワクワクさせてくれます。

りゅう（60代・男性）

暗くなりすぎない復讐劇

脚本が宮藤官九郎、主演が二宮和也さんでぴったりのドラマ

悲劇の兄妹たちの復習劇ですが、脚本が宮藤官九郎さんのため、悲しく暗いドラマになりすぎずところどころクスッと笑えるシーンがあるため大変面白く、観やすいドラマです。すべては子供の頃に両親を殺害されたことが始まりです。二宮和也さん、錦戸亮さん、戸田恵梨香さんたちが演じる3人の兄妹が詐欺をしていく中で、両親を殺害した犯人だと思われる人物に偶然、行き当たり少し面白く、少し緊張感がある復讐劇が始まります。詐欺を働いている間も、3人の兄妹が素朴な演技でわざとらしくないため兄妹に対して悪い印象もなく観れます。そして、最後に近づいた時の真犯人がわかった時には、震えます。泣きます。二宮和也さんの出演作品で一番好きな作品です。

mee（30代・女性）

意外な真相に驚くサスペンスドラマ

家族の絆が描かれるサスペンス

あまりに意外な人が犯人でとてもびっくりしました。そして、とてもやるせない気持ちになりました。それまでの伏線の張られ方にも納得出来ました。両親を殺された3兄弟の物語です。長男の功一を二宮和也が、次男の泰輔を錦戸亮が、末っ子の静奈を戸田恵梨香が演じます。幼い頃、3人は流星群を見るためにこっそり家を抜け出します。きれいな流れ星を見て帰ってきた家では、両親が惨殺されていました。彼らは施設で育ちましたが、生きるために詐欺まがいのことをしながら、助け合って生活しています。両親は洋食店を営んでいて、功一はレシピが書かれたノートを引き継いでいます。カレー店で住み込みで働きながら、事件の真相についても迫ってゆきます。周りの人たちは個性的で、コメディ要素も強くあります。その中で家族の絆も描かれたサスペンスドラマです。

マキノ（30代・女性）

人には色々な顔があると考えさせられるドラマ。

ミステリーのだいご味

ジャニーズ好きなら必見です。嵐二宮和也と元関ジャニ錦戸亮が兄弟役で出演しています。更に妹に戸田恵梨香と今や知名度、実力がトップクラスのメンバーが中心にいます。原作はミステリーの大家、東野圭吾、脚本が宮藤官九郎と面白くないはずがありません。子供だった三人は、しし座流星群を見ようと夜、こっそり家を抜け出します。戻ってみるとなんと両親が惨殺されていたというショッキングな始まりです。それから14年。大人になった三人はそれぞれの道を生きています。ある日、カレーハウスで働く功一（二宮和也）のもとに、両親の事件を担当していた刑事（三浦友和）が訪ねてきます。過去の事件が動き出し、余り合わなくなっていた兄弟妹が再び交流するようになります。様々なエピソードが繰り広げられ、犯人にたどり着くまで二転三転。そして驚く真実が分かります。見るほどに面白くなるドラマです。

チャオシマ（60代・女性）

何年たっても色褪せない名作ドラマ

シリアスな内容なのに笑える名作ドラマ

名作だと思います。話の軸は3兄弟が両親の仇を打つということだと思うのですが、話の内容を考えるとシリアスなのに、セリフの掛け合いが軽快で笑える要素が沢山あり、本当に面白いです。また、3兄弟は結婚詐欺をして生計を立てているのですが、騙すターゲットを主役、末っ子の静奈が相手役、次男の泰輔が静奈の知人役、長男の功一が脚本と演出という構図で、本編とは別のミニドラマのような描かれ方をしており、それも面白いです。騙すストーリーもどこかで聞いたことがあるような、他のドラマのパロディのような内容もあって笑えます。普段はテンション低めの功一が、静奈や泰輔に詐欺の為の演技指導をする時だけかなり熱血になり、妹と弟に若干引かれていたり、実は二人の兄たちよりも末っ子で女の子の静奈が一番肝が据わっていたり、兄弟の関係性も面白いし微笑ましいです。笑えるコメディ要素もありながら、両親の仇を打つというミステリー要素もしっかり見ごたえがあります。私は原作の内容を知らずに見たので、最終回での真犯人には本当に驚きました。主演の二宮和也さんの演技も印象的でした。笑える演技もシリアスな演技もできる幅の広さが凄いと思いましたし、怒鳴る演技が本当に迫力があり、印象に残っています。ドラマ視聴後に原作を読みましたが、原作とドラマは内容は大体同じですが、雰囲気が違うので、原作も読んで見比べてみるのも楽しいと思います。とにかく毎話面白く、最近もレンタルで再度視聴しましたが、放送されてから何年も経過している今見ても面白いので、ドラマ好きな方には絶対見て欲しいですし、ミステリーやコメディが好きな方にもおすすめです。

ゆうみ（20代・女性）

その他ネットの口コミ・感想・評価

流星の絆もすごく印象に残ってるなー、あの最後の犯人の意外さで。2008年のドラマなのに、よほどびっくりしたんだろな自分。

— たんこふ (@gumitansangumi2) January 16, 2015

嵐の二宮君が出ている流星の絆を半分くらいまで見た。クドカンが手掛ける作品はメンツがいつも一緒。中島美嘉、要潤、戸田恵理香・・・親を殺されてしまうという切ない設定だけどライトなテイストも盛り込んであってそれでいてチャンとドラマになっている。はまってしまいそう。

— Noriaki Takamizawa (@hardreggaecafe) October 16, 2010

流星の絆イッキ見したけど、なんで今まで見てなかったんだろう😭ほんとに切ない話だけど、兄妹で支えあってきたのとか、とても心に響くいいドラマだった😭特に最終回泣ける😭あの挿入歌も泣かせてくる😭最近ドラマ見るの好きだわ〜

— ORION (@dream77_m) August 1, 2018

流星の絆、最後衝撃的すぎた…いやーいいドラマだった。。。

— Satoko Coleman (@sato__sato) August 17, 2010

クドカンさん、本当に素晴らしい脚本家、尊敬します✨

今スカーレットで活躍している戸田恵梨香さん、そして、嵐の二宮さん、さらに、独立した関ジャニの錦戸亮が兄弟役をした「流星の絆」
今から11年前ですが、どんどん引き込まれ、最後まで目を離さずにはいられないドラマです！
めっちゃ面白いです

— くぅ (@hitu9351009) November 10, 2019

1993年の秋。

小学六年生の 有明功一 (齋藤隆成)、四年生の 泰輔 (嘉数一星)、一年生の 静奈 (熊田聖亜) の三人兄妹は、両親に内緒で獅子座流星群を観に行く計画を立てる。夜中にこっそりと家を抜け出した彼らが自宅へ戻ると、そこには変わり果てた両親の姿があった……。

2008年の夏。

両親が殺害されてから14年経った現在。大人になった 功一 (二宮和也) は、親代わりでもある 林ジョージ (尾美としのり) が経営するカレーハウス、 「ジョージクルーニー」 に勤めていた。功一は、毎日のようにハヤシライスを注文する 珍客 (要潤) や、ジョージから借金をしている弟・泰輔 (錦戸亮) のことで頭を悩ませる日々が続いていた。

そんなある日、店にある男がやって来た。それは、父・幸博 (寺島進) と母・塔子 (りょう) が殺害された事件を担当した刑事・柏原 (三浦友和) だった。功一は、時効まであと三ヶ月だと伝える柏原に対し、泰輔や静奈とは 「会っていない」 と嘘をつく。

数日後。功一は一流企業で働いているはずの末っ子・静奈 (戸田恵梨香) が、街中で “キャンギャル” をやっているということを知る。理由を問いただしてみると、上司・高山 (桐谷健太) から嫌がらせを受けて会社を辞め、 「エステティックアドバイザー」 という資格を取得するため、30万円もの大金を、ある女に払ったからだと言う……。それが “資格商法” という詐欺であることに気付いた功一は、静奈を欺いた女を探し、騙し取られた30万円を奪還するため、ある作戦を立てるのだが…… !?

TBS

1993年、秋。小学六年生の 有明功一 (齋藤隆成)、四年生の 泰輔 (嘉数一星)、一年生の 静奈 (熊田聖亜) の3人兄妹は、夜中にこっそり家を抜け出して獅子座流星群を見に行く。彼らが自宅へ戻ると、そこには変わり果てた両親の姿があった。

刑事の 柏原 (三浦友和) は、萩村 (設楽統) と共に第一発見者である功一に話を聞く。しばらくして泰輔が事件の夜に、店の裏口から出てくる不審な男を見たと告白。泰輔は犯人似顔絵の作成に協力することに……。

時効まで残り3ヶ月となった2008年。

功一 (二宮和也) が働くカレーハウス 「ジョージクルーニー」 に柏原と萩村がやって来た。似顔絵に関する有力な情報が警察に寄せられたので、泰輔 (錦戸亮) にその男に会って確認して欲しいと言うのだ。

その夜、功一は泰輔と 静奈 (戸田恵梨香) に柏原の言葉を伝える。泰輔は「会いに行く」と言うが、功一は 「自分たちの手で犯人を突き止めないと意味がない」 と反対する。しかし泰輔は 「いつまで遺族って言われなきゃなんねんだよ !!」 と訴え、静奈も 「悔しい」 と涙を流す。二人の思いを受け止めた功一は、3人でその男を捜すことに…。

功一が 「ジョージクルーニー」 に戻るといつもハヤシライスを頼む珍客・行成 (要潤) がカウンターで泥酔していた。ジョージ (尾美としのり) は行成に 「功一の実家も洋食屋だ」 と言い放つと2人を置いて2階へと行ってしまう。取り残された功一は、行成と世間話をするうち、コックを夢見ていた頃を思い出す。そして久しぶりに父親の形見のレシピノートを取り出し、ハヤシライスを作り始める。

一方、泰輔と静奈は、静奈が会社を辞める原因を作った上司の 高山 (桐谷健太) に対する復讐計画を思いつく。最初は乗り気でなかった功一もいつしか巻き込まれ、3兄妹は財テクマニアの高山相手に新しいだましの作戦に乗り出すのだった。

TBS

功一 (二宮和也) は、詐欺のターゲットを 静奈 (戸田恵梨香) が会社を辞める原因を作った上司の 高山 (桐谷健太) に決定。静奈が看護師、泰輔 (錦戸亮) が銀行員に扮し、財テクマニアの高山相手にだましの作戦に乗り出す。

一方、功一が働くカレーショップ 「ジョージクルーニー」 には、刑事の 柏原 (三浦友和) と 萩村 (設楽統) がやって来て、横浜でノミ行為の組織が摘発されたニュースを功一に知らせる。その顧客リストに殺された父・ 幸博 (寺島進) の名前があったため、警察はノミ屋関係者の中に犯人がいると睨み、捜査を再開したらしいのだ。

功一は、刑事から聞いた話を泰輔と静奈に伝える。当時まだ幼かった静奈は父が博打好きだったことにショックを受ける。さらに静奈は、泰輔が３年生の時に書いた作文を読み、兄妹の中で自分だけが両親の記憶から取り残されたような寂しさを感じる。しかし功一は、自分たちの両親が最高だったという静奈の記憶は間違ってない、と話す。

功一と泰輔は、静奈にそろそろ本当のことを話すべきではないかと話し合う。静奈と血が繋がってないことを、刑事や関係ない誰かに聞かされるくらいなら、兄弟が伝えるべきだと言い、その時期を考えることに。

ある夜、「ジョージクルーニー」 に新たな客がやって来た。その男・月村 (村杉蝉之介) は、ハヤシライスばかりを頼む珍客・行成 (要潤) が酔っ払って功一に迷惑をかけたことを詫びにやって来たのだ。聞けば行成は年商13億の洋食チェーン 「とがみ亭」 の御曹司で、新店舗オープンの目玉となるハヤシライスを作るため食べ歩きをしていると言う。功一は、その後やって来た行成のある言葉がきっかけで、次の詐欺のターゲットを行成に決めることになる……。

TBS

功一 (二宮和也) は洋食チェーン「とがみ亭」の御曹司・行成 (要潤) から1,000万円を騙し取る詐欺計画を思いつく。そして、この計画を最後に詐欺から足を洗うことを決める。事件の時効が迫る中、柏原 (三浦友和) ら警察の接近に身の危険を感じてのことだ。

功一は行成と顔なじみだからこそ得られる情報を巧く利用し、完璧な作戦を練る。そして行成が出席するワインの試飲会に潜入した 泰輔 (錦戸亮) と 静奈 (戸田恵梨香) は、計画通り行成に接触。静奈は帰国子女・高峰佐緒里に扮し、行成の興味をひくことに成功する。

その夜、行成は 「ジョージクルーニー」 に上機嫌でやって来た。計画がうまく進んでいることを喜びながらも、妹に惚れた行成から事の一部始終を聞かさせる功一は機嫌が悪い。サギ (中島美嘉) の協力のもと、宝石商に扮する泰輔の勉強の成果をテストすることに。

ある日、功一は警察署に呼び出される。時効まで50日を切り、柏原と 萩村 (設楽統) が捜査のため泰輔に会いたいというのだ。「弟妹とは連絡を取り合っていない」 という功一の嘘は、どうやら既にばれている様子だが、功一はあくまでもシラを切る。

数日後、泰輔が働く DVD 屋 「トミーリージョージ」 に柏原と萩村がやって来た。父・幸博 (寺島進) と個人的にお金の貸し借りがあった人物の写真を持ってきて、事件当夜見かけた男かどうかを判断して欲しいと言うのだが…。

一方、静奈は行成との約束通り、「とがみ亭」 を訪れる。謝恩会と銘打たれたそのパーティーは、実は行成の新しい店で出すメニューの試食会を兼ねていて、メインは 「ハヤシライス」 だ。静奈は一口食べた途端、衝撃を受ける。果たしてその理由とは !?

TBS

「とがみ亭」 の前で 静奈 (戸田恵梨香) を待っていた 泰輔 (錦戸亮) は、タクシーから降りてきた男の顔に釘付けになる。その人物こそ１４年前、「アリアケ」の裏口から出て来た不審な男だったのだ。一緒にいた 功一 (二宮和也) も、泰輔の言葉に衝撃を受ける。

功一と泰輔は、目を赤くして疲れ果てて帰って来た静奈に驚く。そして 「とがみ亭」 で食べたハヤシライスの味が 「アリアケ」 のハヤシライスと全く同じ味だった事を報告される。さらに、泰輔が目撃した男が、「とがみ亭」 の社長・戸神政行 (柄本明) で、行成 (要潤) の父だったことが分かり、3人の頭は混乱する。

泰輔は政行が “両親を殺した犯人” と言うが、功一は “証拠が足りない” と慎重だ。そして本当に戸神政行が犯人かどうか、自分で確かめると誓う。

功一は、父が残したレシピノートを元に２種類のハヤシライスを作り、泰輔と静奈に食べさせてある確証を得る。それは、父のハヤシライスと 「とがみ亭」 で静奈が食べたハヤシライスに共通するとても重要な要素だった。

ついに功一は決断する。ターゲットは戸神行成ではなく、父親の政行。そして狙うのは1,000万円ではなく、自分たちの両親を殺した犯人だという “証拠” だと。

ある日、「ジョージクルーニー」に 萩村 (設楽統) が一人でやって来た。辞令が出て神奈川県警に異動になる萩村は、柏原 (三浦友和) が言葉にしない息子の死について語り始める。その頃、泰輔は柏原と ジョージ (尾美としのり) の三人で夜の街に繰り出していた。

一方、静奈は行成が全精力を注ぐ 「とがみ亭麻布店」 に招かれる。そこで彼が思い描く理想の店について話を聞いた静奈は、その人柄に安らぎを覚え始めるのだが……。

TBS

功一 (二宮和也) が働くカレー店 「ジョージクルーニー」 に、ひとりの女性がやって来た。その女性は、静奈 (戸田恵梨香) の実の父親、矢崎信郎 (国広富之) の妻・秀子 (麻生祐未) で、14年前に功一たちの両親を殺したのは夫だと告げに来たのだ。そして、静奈に会って夫の代わりに詫びたいと言うが、功一はそれを拒否する。功一と 泰輔 (錦戸亮) は、まだ静奈に本当の父親のことを話していなかった。

その頃、矢崎は 柏原 (三浦友和) と会い、身の潔白を証明しようとしていた。しかし、なぜかその証言はますます犯人と疑われてしまうような内容ばかりで…。

泰輔は、父・幸博 (寺島進) がかつて通っていた横浜の喫茶店「ニューフロンテ」を訪れ、幸博と 戸神政行 (柄本明) の接点を探ろうとする。しかし、店主の 寺西 (半海一晃) は、常連客の幸博は覚えているが、戸神政行のことは記憶にないと言う。なかなか二人の接点を見つけられず、功一と泰輔は焦る。

一方、静奈は 行成 (要潤) がとがみ亭麻布店の名物にする予定だった 「元祖とがみ亭」 ハヤシライスの復刻を父・政行に止められたと聞かされ、ショックを受ける。「子どもの頃に食べたハヤシライスの味と似ている」 と言われたと、話したら政行の顔色が変わったと聞き、静奈のショックは更に大きくなる。

ハヤシライスの味を変えさせたということは、やはり政行が怪しいと功一と泰輔は睨む。しかし、自分たちが持つ情報ではまだ警察は動かせない。そこで、もっと確実な証拠を警察につかませるため、功一はある作戦を企てる。その作戦とは !?

さらにその夜、功一と泰輔は静奈に本当の父親の事を切り出そうと決意する。ところが、話をする前に、泰輔のある一言が原因で二人は取っ組みあいの喧嘩を始めてしまう。しかもそこに静奈が現れて…。兄妹3人の関係が初めてギクシャクし始める。

TBS

功一 (二宮和也) は、両親を殺した犯人が 戸神政行 (柄本明) に違いないと確信するが、逮捕につながる決定的な証拠はない。そこで、証拠を偽装することに。

まず、父・幸博 (寺島進) の形見の腕時計を政行に拾わせ、指紋をつけさせた。さらに次の作戦として 静奈 (戸田恵梨香) に母・塔子 (りょう) の形見を持ってこさせ、サギ (中島美嘉) が用意した盗難車で 泰輔 (錦戸亮) とともに横浜・桜木町に向かう。

数日後、神奈川県警に盗難車の通報が入った。車が乗り捨てられた現場に向かった 萩村 (設楽統) は、自分を呼んだのが 柏原 (三浦友和) だったことを知る。というのも、盗難車から出てきた遺留品のなかに 「アリアケ開店７周年記念」 の刻印の入った腕時計が見つかったからだ。時効まであと一ヶ月を切った有明夫妻殺人事件の解決の大きな手がかりになるかもしれない、と柏原と萩村は徹底的に調べることにする。

ある日、功一は柏原から喫茶店に呼び出され、盗難車で見つかった腕時計に見覚えがないか尋ねられる。「覚えがない」 と功一はシラを切るが、そこに現れた泰輔は即座に 「親父の時計！」 と反応してしまう。

一方、静奈は政行の息子、行成 (要潤) と会い続けていた。妹が、用もないのに仇の息子と会うことに納得できない功一は、「もう会うな」 と禁じるが、静奈はそれに反発。さらにデートを重ね、兄弟の思いとは裏腹に行成の人柄に惹かれていく。そんな静奈の変化に気づいた功一と泰輔の心境は…… !?

時効が迫りつつあるなかで、警察が政行逮捕までたどりつくために必要なのは、もはや 「証拠」 ではなく 「動機」 だと考えた功一は、静奈に最後の指令を伝える。果たしてその内容とは？

TBS

功一 (二宮和也) は、最後にして最大の計画を実行する日を待っていた。警察が、両親を殺した犯人として、戸神政行 (柄本明) を疑うように、父・幸博 (寺島進) の形見であるレシピノートを戸神の家に置いてくるという難しい作戦だ。この作戦が成功すれば、政行は逮捕されるはずだが、失敗すれば証拠偽造で自分たちが刑務所行きの可能性もある。

静奈 (戸田恵梨香) が 行成 (要潤) との食事から帰ってきた。別れを告げたにも関わらず、行成から自宅に招待されたらしい。レシピノートを戸神の家に隠す絶好のチャンスだと静奈は言うが、仇の息子に本気で惹かれていることに気付いている功一と 泰輔 (錦戸亮) は、妹が計画を冷静に実行できるか不安になる。

ある日曜日。刑事の 柏原 (三浦友和) と 萩村 (設楽統) は戸神の自宅を訪れた。盗難車から押収されたお菓子の缶、「アリアケ7周年」 の刻印が入った腕時計などを政行に確認させるためだ。それらの遺留品は、かつて 「とがみ亭」 だった古本屋から盗まれた疑いが強いものだった。時効間際で犯人逮捕に必死なのだが、政行はその腕時計に見覚えがなく、洋食屋 「アリアケ」 もまったく知らないと言う。

そしてついに静奈が行成の家に招かれる日がやって来た。家には母の 貴美子 (森下愛子) と行成の二人が待っているという。功一はビニール袋に入れたレシピノートを静奈に手渡し、くれぐれも気をつけるように言い含め、複雑な思いで泰輔と二人で静奈を見送るのだった。

しばらくして泰輔の携帯電話が鳴った。柏原からだ。これから戸神の家に乗り込むから、泰輔に戸神の顔を見て確認してほしいと言う。よりによってなぜこんな日に !? 功一と泰輔は必死に嘘をつき、どうにか柏原を戸神邸から遠ざけることに成功するが、静奈が突然帰宅した政行にハヤシライスのことを質問されて……。

TBS

静奈 (戸田恵梨香) の後を追った 功一 (二宮和也) と 泰輔 (錦戸亮) は、行成 (要潤) が間もなく開店させる 「とがみ亭麻布店」 の近くにたどり着く。するとそこに行成が現れ、静奈に 「アリアケ」 のレシピノートを差し出す。静奈が戸神家の書庫に隠してきたはずのレシピノートだ。功一の作戦は失敗に終わった……？

功一は、最後の手段として 柏原 (三浦友和) に自分たちのこれまでを包み隠さず話し、助けを求めることにする。両親を殺した犯人を捕まえるための、必死の告白だ。時効が成立してしまうことを考えたら、迷っている時間はない。

全てを聞いた柏原は、功一たちに犯人逮捕につながるあるヒントを出し 「手段を選んでいる場合じゃない」 と助言する。

ある日、行成は静奈に 「兄に会ってほしい」 と言われ、待ち合わせの場所へと向かう。するとそこには、顔なじみの功一の姿が……。行成はその状況をなかなか飲み込めないが、全てを打ち明けられ茫然自失に。しかし、父・戸神政行 (柄本明) の無実を信じる行成は、別の作戦で再チャレンジしようと功一ら兄妹に持ちかける。その思いを受け止めた功一は、行成と協力して、最後の作戦を練る。
果たしてその内容とは…… !?

TBS

時効当日。功一 (二宮和也) は、泰輔 (錦戸亮) と共に戸神邸に潜入するが、犯人だと確信していた 戸神政行 (柄本明) からレシピノートのコピーを見せられ混乱する。政行は14年前の事件の夜、幸博 (寺島進) を訪ねたことは認めたが、自分が行ったときには、幸博と 塔子 (りょう) はすでに息絶えていたと言う。

「君たちの両親を殺したのは自分ではない！」 という、政行の言葉に泰輔は憤慨するが、功一は事件の夜、何かを隠していた両親の様子を思い出し、政行の話を聞くことにする。

アリアケの味を金で買ったという政行の言葉は、功一・泰輔・静奈 (戸田恵梨香) に深く突き刺さる。そして、これまで政行を信じ続けた息子・行成 (要潤)、妻・貴美子 (森下愛子) を落胆させることに。

政行は功一らに向かって土下座し、自分の過ちを謝罪する。しかし、功一たちは簡単に信じることはできない。柏原 (三浦友和) も 「14年もあれば辻褄のあった作り話をするのは難しくない」 と言う。

ところが、政行は自分の無実を証明できると必死に訴える。じっと政行の言葉を聞いていた功一は、ある事に気がつく…。

両親を殺した本当の犯人はいったい誰なのか !? 果たして時効前に捕まえることが出来るのか？ 功一、泰輔、静奈の未来は？

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有明功一（二宮和也）

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本作の主人公。詐欺グループ「アリアケ3」のリーダー。

三兄妹の長男で、調理師の道を志していたが、今はカレー店「ジョージクルーニー」で住み込みで働いている。

女性とのつきあいには疎いところがある。

有明泰輔（錦戸亮）

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三兄妹の次男。今ドキの若者で口も悪く、賢くない。詐欺グループ「アリアケ3」の実行役。

DVD&グッズ販売店「トミーリージョージ」でアルバイトとして働いしてる。

静奈が血のつながった妹ではない事を功一から聞いてから、女性として意識してしまう。

有明静奈（戸田恵梨香）

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三兄妹の末っ子。詐欺グループ「アリアケ3」の実行役でその美貌から美人局の役目も担う。

母の連れ子で兄とは血の繋がりはない。三兄妹の両親が殺された時、獅子座流星群を観に行く兄たちと一緒に連れて行ってくれたおかげで命拾いをしている。

会社員の時はおとなしく地味。退職後、キャンギャルのアルバイトをして、兄たちから咎められ断念する。

戸神行成（要潤）

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洋食チェーン店「とがみ亭」の御曹司で一人っ子。いつもリュックを背負っており、これまで女性経験がない。

両親から深い愛情を注がれて育ち、生真面目で優しいが変人の青年。

カレー店「ジョージクルーニー」で功一と顔見知りになる。

戸神政行（柄本明）

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韓国語教室(@ninjaicefactory.luv)がシェアした投稿

行成の父で「とがみ亭」の経営者。

以前は地域密着型の洋食店で自ら出前を行うなど、バイトも雇えず1人で切り盛りしていた。

人気脚本家の宮藤官九郎さんが家族の絆がテーマの斬新なミステリーを描きます。

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宮藤官九郎のオールナイトニッポンGOLD(@kudokankuro_anng)がシェアした投稿 - 2018年 6月月29日午前5時52分PDT

「クドカン」の愛称で親しまれる人気脚本家の宮藤さんですが、91年に松尾スズキさん主宰の劇団「大人計画」には演出助手として所属します。

大きな転機となったのはテレビドラマ「池袋ウエストゲートパーク」の脚本を手掛けたことです。それをきっかけに、叙情的なセリフを巧みに紡ぐ脚本家として、世間の注目を集めます。

そして、脚本を手掛けた映画「GO」で、日本アカデミー賞の最優秀脚本賞を受賞。人気脚本家としての高い評価を確かなものにします。

その後もドラマ「木更津キャッツアイ」や「タイガー＆ドラゴン」、映画「ピンポン」といった話題作の脚本を手がける一方で、テレビドラマ｢ゆとりですがなにか｣の脚本での第67回芸術選奨文部科学大臣賞の受賞、「真夜中の弥次さん喜多さん」での映画監督デビュー、舞台「鈍獣」での第49回岸田國士戯曲賞を受賞など、その活躍の幅は広がるばかり。

脚本、映画監督に俳優、パンクバンドのギター担当など、マルチな才能を発揮する日本を代表するクリエイターです。

本作｢流星の絆｣の脚本を手掛けるにあたって、宮藤さんは｢『流星の絆』というタイトルにもあるように、それぞれが助け合いながら生きてきたという部分は外したくないなと思いました。｣と語り、ミステリーとコメディが融合した斬新なドラマを創作した点についても｢世の中が変わったからドラマも変わらなきゃいけないんじゃないかなと思いますね。｣と力強く話しています。