17世紀の朝鮮王朝時代に奴婢から王の母となった、トンイという女性の生涯を描いた韓国歴史ドラマです。
韓国では、最高視聴率は30%を超えるほど、大ヒットしました。
賤民出身でありながらも王の側室へと異例の出世を遂げ、後に第21代王・英祖の母となるトンイの王宮内の権力闘争や人間模様を描いた韓国時代劇の金字塔となる作品です。
また、メインキャストのハン・ヒョジュやチ・ジニは、本作出演後、日本ドラマにも出演するほど、韓国内外で注目を浴びる俳優となりました。
賤民の娘として生まれたトンイは、ある日瀕死状態の高官を見つけます。
高官は手でトンイにサインをしますが、その意味がわかりません。
助けを呼びにいく間に、高官はトンイのカバンの中に何かを入れた後、息を引き取ります。
この高官の死は、宮廷内の権力争いが発端となっていたのでした。
トンイの父と兄は、権力争いの陰謀により、無実であるにも関わらず処刑されてしまいます。
家族を失ったトンイは、11歳にして天涯孤独の身となってしまいます。
家族の無罪を証明するために、宮廷での生活に身を投じていきますが、そこに待ち受けるのは、宮廷内の熾烈な権力争いでした。
宮廷内で起こる様々な事件と立ち向かいながら、朝鮮王朝第19代王・スクチョンと出会い、身分を超えた信頼関係と愛情を受けることになります。
しかし、それを良く思わない朝鮮王朝時代の「三大悪女」の1人である側室のヒビンチャンシや、対立する派閥が数多くの陰謀を企てます。
果たしてトンイは宮廷内で無事に家族の冤罪を晴らし、陰謀に打ち勝つことができるのでしょうか。
主役のトンイ役を演じるのはハン・ヒョジュです。
トンイという辛いことや、逆境を乗り越える女性を演じることで、ハン・ヒョジュ自身も過酷なドラマスケジュールを乗り越えることが出来たと語っています。
トンイの成長を通して、ハン・ヒョジュの女優として成長も必見です。
朝鮮王朝第19代王スクチョン役を演じるチ・ジニです。
トンイの過酷な撮影スケジュールは、夜中の3時に台本があがって、朝10時に撮影本番ということもあり、セリフを覚えることがままならない中、チ・ジニは、色んな場所にカンペを貼り付けて撮影に臨んでいたようです。
そんな環境下であっても見事に演じた、コミカルで人間味あふれる王様の役も本作の魅力の1つとなっています。
朝鮮時代で奴婢という、最も低い身分だった女性が、王の母という最も高貴な身分になるまでの、とてもドラマチックな作品となっています。
また、史実に基づいた作品であるため、韓国時代劇の中で、最も多く扱われた時代が舞台となっています。
