人気コミックを実写化した藤原竜也さん主演の映画『カイジファイナルゲーム』。2020年の1月に公開され、興行収入20億6,000万円の大ヒットを記録!

2009年公開の『カイジ 人生逆転ゲーム』、2011年公開の『カイジ2 人生奪回ゲーム』に続いて公開された前作から9年ぶりの劇場版の第3弾目。今作は原作者である福本伸行さんが自ら脚本を手掛けた完全オリジナルストーリーとなっています。

2021年2月12日には日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」枠で地上波初放送される予定です。

その『カイジファイナルゲーム』にひどいしつまらないという感想が飛び交っているようです。本当でしょうか?

そこで今回は「カイジファイナルゲームはひどいしつまらない?感想評価を調査!」題して、みなさんの感想評価を調査していきます。

 

※ちなみに、「カイジファイナルゲーム」を無料視聴する方法をこちらの記事で紹介していますので、合わせてどうぞ☆↓↓↓

カイジファイナルゲームとは

まず、『カイジファイナルゲーム』の概要を簡単にご紹介していきます。

予告編

カイジの「キンキンに冷えてやがる」「悪魔的だー」のシーンは名物になっていますね。これが観られますよ!!!!ビールが飲みたくなります!!!!

『カイジファイナルゲーム』の概要

人気コミックを実写映画化した『カイジ』シリーズの第3弾。前作『カイジ2 人生奪回ゲーム』から9年ぶりの新作。この『カイジファイナルゲーム』でフィナーレを迎えます。

舞台は、2020年の東京オリンピック後、急激に景気が失速した国。カイジは帝愛グループ社長・大槻と再会。一攫千金が狙える「バベルの塔」という若者救済イベントの開催を知らされ…。これまで何度も命がけのゲームで逆境を乗り越えてきたカイジが新たなゲームに挑戦します!

主人公・カイジには、シリーズを通して主演を務める藤原竜也さん

シリーズ初参戦として、福士蒼汰さん、関水渚さん、新田真剣佑さん、吉田鋼太郎さん、さらに過去作からも天海祐希さん、松尾スズキさん、生瀬勝久さんら豪華な俳優陣が登場。

メガホンをとるのは、過去2作と同じ佐藤東弥さん。脚本は、原作者である福本伸行さん。今作は福本さんが考案した完全オリジナルストーリーとなっており、原作にはない「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」の刺激的でユーモラスな4つのオリジナルゲームが展開されます。

カイジファイナルゲームはひどいしつまらないという感想評価

概要をご紹介したところで、『カイジファイナルゲーム』を観た人の「ひどいしつまらない」という感想評価をTwitter上の声を通してご紹介していきます。

  • 「悪魔的につまらなかった」
  • 「ワクワク感ない」
  • 「1.2がよかった」「3作の中でいちばんつまらない」
  • 「ストーリーが意味不明」
  • 「ギャンブル性が薄い」
  • 「中盤が退屈、寝そうだった」
  • 「なかなかの駄作」
  • 「逆転ネタがしょぼい」「すぐわかってしまった」

…と、かなり辛口な感想が多めです。

たくさんのストーリー性やギャンブル性が薄かったようで「ひどいしつまらない」と感じた方が多かったようですね。

『カイジファイナルゲーム』につまらなかったという感想をもった方々にはカイジシリーズには「もっと◯◯して欲しかった」というふうに感じている方が多いように思いました。

そこで、Twitter上の声をリサーチした上で、みなさんが『カイジファイナルゲーム』に対して、「◯◯して欲しかった」という点を5つ考察し、ご紹介していきます。

①前作を超えて欲しかった、ファイナルっぽい感じを出して欲しかった

「1、2がよすぎた」「ファイナルっぽくない」「不完全燃焼」などの声がありました。

前作と変わったのは、原作者である福本伸行さんがお一人で脚本を担当したこと。歴代の脚本は、第1弾目は『カバチタレ』の大森美香さん、第2弾は福本伸行さん、『続・星の金貨』の山崎淳也さん、『逆転裁判』の大口幸子さんの3名で担当されていました。やはりお一人で担当したということがなにか影響しているのでしょうか。原作者が脚本を担当するというのは、ファンにとっては期待値も上がりそうなので、より残念に感じたのでしょうね。

②脚本・ストーリーを「カイジ」シリーズにふさわしい展開にして欲しかった

先ほどと通じるところはありますが、『カイジ』といえば、脚本もよく、ストーリーもおもしろく、最後には伏線回収の大逆転!という展開がファンの方に高評価でした。しかし、今作では、時代設定は良かったけど、感情移入も難しく、伏線の張り方が不自然で、浅くすぐに分かってしまったという声がありました。「これがカイジじゃなかったら良かった」という声もありましたので、ストーリー自体には問題はないと思いましたが、『カイジ』にいつものストーリー性や伏線回収の面白さを求めていた方には残念だったようです。

③ゲーム、ギャンブルのハラハラ感をもっと出して欲しかった

今作は、原作では登場していない4つのオリジナルゲームが登場しています。ストーリーが人情ものに重きを置きすぎたのか、あまり命がけという描写がなく、ギャンブル要素がでていないハラハラ感がなかったという声も多く、カイジといえば「命がけのギャンブル」ということを期待していた方には物足りないかもしれません。

④主人公「カイジ」にクズっぽさをもっと出して欲しかった

主人公・カイジと言えば、クズ(…すみません)。そんなカイジが逆境から大逆転という展開が魅力でした。しかし、今作ではカイジらしさが出ていない、ただのいいヤツで、大逆転!という展開もなかったという声がありました。

⑤出演者の演技を工夫して欲しかった

「吉田鋼太郎さんの演技がダイナミックすぎた…」「福士蒼汰さんがイケメンすぎて、悪役に向かない」など出演者の演技への要望もありました。たしかに、演技が気になると作品にも集中できませんから、重要なところでしょうね。

以上、『カイジファイナルゲーム』に対して「◯◯して欲しかった」という点5つを考察し、ご紹介してきました。

どうでしょうか?みなさんも「◯◯だったらなー」と共感できそうなところはあったでしょうか?

『カイジ』は、ファンの方も多く、さらに非日常性も求められる作品であるために、この5つの部分を強く求められていたように感じます。その期待をこえられなかったことで、「ひどいしつまらない」という感想評価をしてしまうことになったのでしょうね。

カイジファイナルゲームはおもしろいという感想評価

こちらでは、反対に『カイジファイナルゲーム』に対して「おもしろい」と評価した方々の感想をTwitter上の声を通してご紹介していきます。

以上、『カイジファイナルファイナルゲーム』をおもしろいと評価した方々の感想でした。

先ほどとは正反対で「おもしろい」と評価している方もこんなにいらっしゃいます。

では、どの点がおもしろいと感じたのかTwitter上の声をリサーチした上で5つ考察し、以下でご紹介していきます。

①出演者が良く、おもしろかった

一番多く見られたのは、出演者が良い!という感想でした。

やはり、主演の藤原竜也さんがよかったという声は多くありました。また、藤原竜也さんと吉田鋼太郎さんの掛け合いも見応えがあったという声や、福士蒼汰さんの演技に引き込まれたという声もあがっています。

②丁寧な伏線回収ができていて、おもしろかった

先ほどの感想では、伏線が浅いなどの感想もありましたが、丁寧に伏線回収もあり、ちゃんと面白かったという声がありました。しかし、前作と比べてしまうと少し大逆転!的な流れは薄かったのかもしれませんね。

③心理戦がおもしろい、ハラハラドキドキの駆け引きがおもしろかった

また、先ほどとは正反対で、ハラハラドキドキの駆け引きが楽しめたという声がありました。ほんとに感じ方はひとそれぞれですね。

④設定がリアルでおもしろかった

2020年の東京オリンピック後の財政破綻という、なんとも現実に有り得そうな設定は、観る方も、「実際にこうなったらどうしよう…」とリアルに感じ、面白いと感じたようです。

⑤カイジらしいファイナルだったところがおもしろかった

カイジらしいファイナルだったという声もありました。こちらも、さきほどは、正反対の感想ですね。ファイナルにふさわしいスカッとする終わり方だと捉えた方でしょうね!

以上、『カイジファイナルゲーム』をおもしろいと評価をした方の感想を5つの部分について考察してきました。

どれも、「ひどいしつまらない」という評価をした人と正反対な結果でした。

藤原竜也さんのファンの方や他の出演者をお好きな方は高評価なようです。

しかし、前作と比べてしまうと、「おもしろい」と感じた方は、減ってしまう感じがありましたので、『カイジファイナルゲーム』を単体で観た場合は、伏線回収や脚本・ストーリー展開という点では、きっと満足できる面白い作品であることがわかりました。

まとめ

「カイジファイナルゲームはひどいしつまらない?感想評価を調査!」と題して、みなさんの感想評価を調査してきましたが、いかがだったでしょうか。

もともとのカイジファンで、作品にギャンブル性を求めていた方には、物足りなく「ひどいしつまらない」という感想評価になってしまうようです。

第3弾目でファイナル…ということもあり、ファンの期待値が自然と上がっていたことも原因かもしれませんね。

「もっと◯◯して欲しかった」という点で考察していきましたが、皆さんカイジファンだからこそ感じる部分であるように思いました。観る方の目が肥えてきたということもあるかもしれませんが、「カイジらしい」展開を皆さん期待していたようです。

しかし、「おもしろい」という感想を持っている方もいるので、どのように感じるか、ぜひ、実際に観て判断して欲しいと思います!