客室乗務員の神野桜子(松嶋菜々子さん)は幼少期に貧しい家庭で育ったため貧乏を毛嫌いしており、お金持ちの男性と結婚することを目標に合コンを繰り返していました。
数学を学ぶためアメリカに留学していた中原欧介(堤真一さん)は、父親が亡くなったことを機に帰国し、実家の鮮魚店”魚春”を母親(市毛良枝さん)と共に切り盛りしていました。
ある日、欧介は医者で悪友の佐久間(西村雅彦さん)と信用金庫に勤める粕屋(筧利夫さん)から合コンに誘われます。
佐久間に外科医だと偽って参加するように言われた欧介は、気が咎めながらも嘘をついてしまいます。
欧介は仕事で牡蠣を届けに行った富豪の老人から馬主の証であるピンバッジを預かり、失くさないようジャケットに付けていました。
そのジャケットを着ている欧介に目を付けた桜子はすぐにアプローチします。
欧介も以前交際していた女性にそっくりな桜子に一目惚れし、意気投合した二人は後日デートすることを約束します。
初デートで欧介は自分の正体を白状するつもりでいましたが、最後まで言い出せませんでした。
桜子は大病院の御曹司・東十条(東幹久さん)と交際しプロポーズされていましたが、欧介と交際するために断ってしまいます。
二度目のデートの際、今度こそ真実を伝えようと思っていた欧介でしたが、その矢先に桜子から逆プロポーズされまたしても伝える機会を逃してしまいます。
ある日、桜子が気に入っているお店で食事をしようと誘われた欧介は、到着して驚きます。
その店は彼のことをよく知る常連さんのお店だったのです。
偶然にも桜子と交際していた東十条も店内で食事しており、店員が欧介のことを「魚春さん」と呼んだのを耳にします。
デートが終わり帰宅した桜子は、東十条から「中原欧介のことですぐに話したいことがある」という留守電メッセージを聞きます。
東十条に会いに行った桜子は、欧介が医者ではなく魚屋だということを聞かされても信じることが出来ません。
「自分の目で確かめてみればいい」と言われた桜子は、”魚春”の近くから欧介に電話を掛けます。
すると店の中を切り盛りしながら電話に出る欧介の姿を目撃し、呆然とします。
突然店に現れた桜子の姿に驚いた欧介でしたが、そこでようやく自分が嘘をついていたことを告げるのでした。
桜子は欧介にあっさりと別れを告げ、東十条と結婚することを決意するのですが…。
