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深海晶、30歳。「常に笑顔」で「仕事は完璧」、誰からも好かれ、愛されている女。根元恒星、33歳。「世渡り
上手」で「人当たりがよく」、女にモテる敏腕会計士。人生うまくいってるようで、ままならない二人が仕事終
わりのクラフトビールバーで偶然出会った。赤の他人だからこそ本音でぶつかる中で、傷つきながら自分らしく
踏み出す姿を時に笑えるコメディで、時に切なくジリジリと描きます。本能のまま「野生の獣」のように自由に
生きられたらラクなのに…。脚本家･野木亜紀子が現代に生きる人々のリアルに徹底的にこだわって描く、「全て
の頭でっかちな大人」に送る、新しいラブストーリーがはじまります!

Hulu公式サイト

笑いがあるコメディドラマ

自由に生きていきたいなあと思ってしまいます！

『獣になれない私たち』では、新垣結衣さん演じる深海晶の活躍があり、とても面白いドラマでした。晶は、明るい笑顔で仕事が完璧な女性でしたが、自分自身で何の為に頑張っているのか見失ってしまっていることが残念に感じて、もったいないと思いました。自分が納得したかたちで頑張り通すことができると人生が充実するのではないかと考えられました。晶と恒星は似たような部分があり、お互いが良い出会い方をしたのではないかと思いました。２人の関係に注目してドラマを観ると良いです。ドラマを観ていて、自分の思い通りになって自由に生きていけると良いなあと考えてしまいました。笑えるシーンのあるコメディドラマであり、恋愛シーンもあるので多くの方におすすめできるドラマでした。

モール（30代・女性）

自己表現が苦手な似たもの同士男女の踏み出すわずかな一歩を応援するドラマ！

観た人それぞれが想像するラスト・・。

最後の教会のシーン、すごく良かったです。最後の最後までキチンと描ききらないのが逆に良かったです。無表情でなかなか何考えてるかわからない恒星でしたが、ずっと悪事に加担させられ続け辛そうなのは観てて痛い程わかりました。それだけに最後、スパッと切る事ができたのはスッキリしましたね。また晶の方はあれだけ自分を犠牲にして会社の為に働いてとても優秀で美人で言うことないくらいの人材なのに社長は本当にバガだなとこちらが腹立つくらいでした。あまり人に抗ったり、言い返したりできるタイプじゃない彼女の我慢をずっと観ててこれまたやきもきさせられました。しかしそんな2人の相性は恐らくバッチリ。2人がちゃんと付き合う事を想像するとにやけてたまりませんでした。

かものはあま（30代・男性）

日々空気を読みながら働く大人のためのドラマ

空気を読むことに「正解」はあるのか？

いつの頃からか、空気を読む人間が正解というような妙な図式が生まれています。そもそもそこに「正解」なんてものがあるのか、考えもしないまま、空気を読むという他人への無関心と依存が始まります。このドラマの主人公の晶(新垣結衣)と恒星(松田龍平)は、そんな現代人らしい病から逃れようとあがくのですが、こじれていくさまざまな関係性の中で、最後には二人が獣のように牙をむいていくところがいいです。牙をむくとは言っても暴力的ではなく、理性的で常識的だからこそ、空気を読むという行為に正解はないと教えてくれます。それは呉羽(菊地凛子)という存在の自由さと不自由さを二人が感じたからなのでしょう。現代の社会人として働く大人のためのドラマだと思います。

スナフキン（50代・男性）

新垣結衣の演技力を改めて味わえるドラマ

共感とガッキーがすごい

まずガッキーと田中圭、松田龍平が1作で観られるお得感、ガッキーと野木亜紀子脚本が組み合わさったときの安心感がすごくて、逆にこんなに豪華な世界線のドラマがあっていいのか？と思わされました。一方でストーリーはものすごくシビア。覚えがあるだけに観ているのが辛くなるようなシーンも多く、何度も「いやガッキーこんなに可愛いんだからさっさと仕事もしんどい恋もやめろ？？」と声に出してしまいました。日本ならではの進化を遂げつつあるフェミニズムが少なからず盛り込まれている作品なので、観る人を選ぶとは思います。それにしても、あの現実離れした容姿を持ちながら、普通の世界で普通以上に苦しむ姿を自然に演じられるガッキーはやっぱりすごい。

renkon（20代・女性）

よくないのはわかっているけど前にも後ろにも進めない人たちの、恋愛を絡めたヒューマンドラマ

号泣しました

晶の会社におけるポジション、扱いが自分の経験とシンクロしすぎて、朱里の過去もまたシンクロしすぎて、途中、精神に影響を及ぼすほど号泣しました。主要な登場人物たちはみんな不器用でいろいろうまくいってなくて、よくないとわかっているけれど改善する道を選べないものを抱えているような状態にいます。なかでも京谷と元カノ朱里の関係なんて信じられないものですが、もっと信じられないのは、その後に訪れる朱里と晶の関係性です。でも、わたしはその展開がなかなか好きだなと思いました。あまり見ない展開です。ラブストーリーとして恋愛が真ん中に据えられている作品ですが、主要な登場人物誰かしらに共感できるヒューマンドラマだったなと思います。

あや（30代・女性）

しんどい

しんどい

つくづく会社という組織は最低最悪でしかないと改めて気がつきました。一人いなくても会社は回るだとか代えが利くだとか、そんな理不尽極まりない言葉がまかり通る世界線などこの世界、もっと言えばこの時代には全くもって相応しくないと思いました。正直なところ、自分が心から憎んでいる学生時代のクラスメイトがハラスメントに近い言葉を浴びせられていたら「ざまあみやがれ」と野蛮な言葉を言いながら笑い転げているところではあるけれど、それがガッキーこと新垣結衣さんとなると話は別でした。自分でも抑えがきかないほどに殺意が芽生え、自我を失いかけることとなりました。自分の好みの完璧すぎるキャスティングには、このような弊害が及んでしまうのかと、まさしくこれは目から鱗だなと思いました。

おとは（20代・女性）

時に笑えて時に切ない大人に響くドラマ

出来る人の本音が面白い

仕事もバリバリ出来て気遣いも出来る晶は、私から見たらまさに憧れの女性で自分もそうなりたいと思える素敵な人なのですが、実はそんな晶だって悩んでいることがじわじわ伝わってきて、外から見てもわからない悩みをきっと誰しもが抱えているのだと、登場人物のことをすごく身近に感じながら見れるドラマでした。晶と恒星が本音をぶつけ合うシーンには爽快さを感じたり、時々胸がキュンとしたり、回を重ねるごとに引き込まれてしまいました。誰のことも信用しない恒星が、晶と出会って少しずつ変わっていくところもよかったです。派手なラブストーリーじゃなくて、ごく自然な30代の男女の絡みが心地よくてカッコいいから大好きなドラマでした。

まめ（40代・女性）

共感できて癒される作品

深海が素晴らしい

このドラマはリアルに働く日常に、とても勇気をもらえるところが良かったです。深海は上司から言われた仕事を、なんとかこなしていくところが印象的です。必死に頑張っていく姿は、深海の真面目さを感じます。後輩からも慕われているのが、深海らしかったです。そして根元の上からなところが面白いです。深海に対してもハッキリしているのが見どころです。何を考えているのかわからない雰囲気もあるけど、深海と距離を縮めていくところがおすすめポイントです。仕事をしていく中で、いろんな悩

pon（20代・女性）

ほろ苦ラブストーリーな作品

ガッキーが良い

人生うまくいっているようでままならない新垣結衣と松田龍平が偶然出会いを果たし、赤の他人だからこそ本音でぶつかり傷つきながらも、自分らしい一歩を踏み出していくという現代のリアルな生き方にこだわって描かれたラブストーリーになっていて、一言で言うと面白すぎました。新垣結衣と言えば出演していたドラマ「逃げ恥」を思い出しますが、そんなラブラブキュートな感じとは違って今作はほろ苦さや生きづらさの部分が目立っていたように感じます。ビールをガブガブ飲むガッキーも印象的で、このドラマを見ている時はかなりクラフトビールが飲みたくなりました。一人一人のキャラクターや作品のもつ空気感がとても好きで気に入っていたのでまた必ず見返したいです。

あか（20代・女性）

主人公に共感できるドラマ

結果的に良かったと思うドラマ

周りに気を使い、空気を読みすぎたOLが徐々に心身に不調をきたしていくところは、共感できる部分が多いと思いました。ですが、それをきっかけに主人公は会社を辞め、新たな道を模索していきます。退職するまでは上司に訴えたりしましたが、昇進や昇給はしたものの、労働改善には繋がりませんでした。他の社員は彼女のような働き方をしていなかったので、彼女自身の問題なのだと思いました。子供の頃の家庭環境も影響があるようです。ですが、20代後半を迎え、心身の変化とともに、今まで我慢してきたことに耐えられなくなっていったように感じました。本来ある自然体の彼女に変化していく様子があり、良かったと思います。これも成長の過程の一つの出来事なのかもしれません。

わさび（50代・女性）

その他ネットの口コミ・感想・評価

獣になれない私たちを昨日1話から9話まで一気見した。
うおおおおーー！！！ってなったね。うおーーー！！！！って。
あきらちゃんの吹っ切れた時が最高だった。
仕事を辞める人、辞めたい人、辞めた人、みんな見て欲しい。 pic.twitter.com/GFha4iA5kP

— はっけよいさん (@ppphkyi) June 21, 2021

再放送の獣になれない私たちを
見とるけど仕事に対しての
周りからの対応自分が思う不満
仕事外の諸々もうめっちゃ共感
リアタイの時はまだ学生で
普通に面白いドラマやなって
感じやったけど自分の経験値が
変わってから見るとまた新しく
違う観点から見れる面白いドラマ

— か お る (@Kaaoru0411) June 17, 2021

とても今更ですが、獣になれない私たちを全話見直しました。恒星さんは相変わらず最高で、男女関係なく人間同士でいられる相手って貴重じゃないですか。っていうセリフ。ほんとすき。

— pulse (@pulse79234119) June 21, 2021

はぁ〜少し自分の境遇が変わったりしてから見る獣になれない私たち最高だな、、ガッキーかわいい🥺🥺

— ぽむ (@pomrin1234) June 18, 2021

自分ドラマ史上やはり、獣になれない私たちがめちゃくちゃ面白いかもしれない
忘れてたけど、みんな色々抱えすぎてよく見るとめっちゃ重たい

— とーゆ (@danefusi2) June 16, 2021

住宅街にあるクラフトビールバー「5tap」…そこに2組の男女が来店していた。
一方は、ECサイトの制作会社に勤める深海晶（新垣結衣）と、大手デベロッパー勤務の花井京谷（田中圭）のカップル。
京谷は、自分の母親が「恋人の晶にとても会いたがっている」と話しているが、
晶は他のことに気を取られて聞いていないように見える…。
もう一方は、バーから徒歩3分の場所に公認会計士・税理士事務所を構える根元恒星（松田龍平）と橘呉羽（菊地凛子）のカップル。

呉羽が唐突に「私、結婚した！」と告げて薬指のリングを見せたことに、驚く恒星。
呉羽はそんな恒星のことは気にせず、シャンパンがわりに結婚祝いのビールを開けさせ、「5tap」店内にいる客たちに振る舞いはじめる。
晶と京谷もその乾杯の輪に加わり、4人は偶然にも一緒に呉羽の結婚を祝うことになった。
バーの店主・タクラマカン斎藤（松尾貴史）が「恒星と呉羽は付き合ってたんじゃなかったの？」と質問すると、呉羽は「お互いに大して好きじゃなかったから」と笑った。
隣にいる恒星は呉羽の発言に肯定も否定もしないが、晶はその言葉の意味が気になっていた。
実は晶には、京谷との間に抱えた「ある大きな問題」があったのだ…。
二人の間でその問題はずっと棚上げにされていて、京谷が晶のアパートに泊まった夜も、なんの話もできないまま…。

翌朝、目覚めた晶。出勤前から始まる、社長の九十九（山内圭哉）からの仕事の連絡に悩まされる。
満員電車に揺られている間もひっきりなしにかかる電話…
誰よりも早く出社した晶は、始業前に九十九の指令と同僚からの頼みごとを一気に片付ける。
この会社では一事が万事この調子で、全ての負担が晶にかかっていた。
いつものように疲れ果てて、帰路につく晶。駅からの帰り道にある5tapにいつものように立ち寄ると、恒星が先に飲んでいるのに出くわした。
お互いこの店の常連なものの、これまで話しかけたことがなかった晶だが、思い切って声をかけると…。

日テレ　獣になれない私たち

すべての仕事を一人でこなしていることに業を煮やした晶（新垣結衣）は、
社長の九十九（山内圭哉）に業務分担の改善要求書を突き付ける。
周囲が恐怖におののく中、九十九とやりあった結果、出張明けに返答するとの約束を取り付ける。

一方、恒星（松田龍平）は初対面の会社社長・勝俣（八嶋智人）から、
粉飾した税務申告書類に担当税理士として判を押してくれと頼まれる。
恒星は不正には手を貸さないと拒否、勝俣を事務所から追い出す。

その晩、5tapで出くわした晶と恒星。
呉羽（菊地凛子）の話題になり、「呉羽は恋に落ちた瞬間、鐘の音が聴こえるらしい」と話す恒星。
一目惚れをしたことがない晶は、どんな音かと首をかしげる。わからないのは恒星も同じだった。

翌朝、有給休暇中の晶は松任谷（伊藤沙莉）の電話で起こされる。
上野（犬飼貴丈）が大事な契約書を持ったまま会社を無断欠勤しているというのだ。
晶は急遽、上野のアパートを訪ねることに。そこで晶は上野から、思わぬ話を持ちかけられ…。

日テレ　獣になれない私たち

ワンマン社長・九十九(山内圭哉)へ、決死の業務改善要求をした結果、「特別チーフクリエイター」に昇進させられてしまった晶（新垣結衣）。

疲れきった晶の部屋に彼氏の京谷（田中圭）がスーツケースをもってやってきた。
部屋に住まわせている元彼女・朱里（黒木華）に「仕事を探して早く引っ越せ」と要求したら暴れられたので、晶の部屋に泊まりにきたのだという。疲れをみせる京谷の前では、晶は何も言えなかった。

一方、恒星（松田龍平）の周りは、急に慌ただしくなっていた。
300万の札束をもった男が事務所に現れ、粉飾決算へ加担するように迫られるも、今までのクライアントのようにはっきりと追い返せない恒星。
そして、久しぶりに訪ねてきた叔父から告げられたのは、
数年前から行方不明になっていた兄が、東京にいるらしいという情報だった…。

日テレ　獣になれない私たち

5tapに集まった恒星（松田龍平）、呉羽（菊地凛子）、マスターのタクラマカン斎藤（松尾貴史）が見守る中、一向に解決しない「4年も家に居座り続ける元カノ・朱里（黒木華）」のことで言い合いになった晶（新垣結衣）と京谷（田中圭）。
京谷を店に残して帰った晶は、あとで「今日はごめん」とスマホにメッセージを送るも、まったく既読にならない。

次の日、会社では部下の筧（吉村界人）が、京谷が二日酔いのうえ、シャツとネクタイが昨日から変わっていないことを指摘する。
はぐらかす京谷だが、スマホをなくしたことに気づき焦って色々な場所を探し回っていた。

一方、5tapに立ち寄った晶は、京谷がスマホをなくしており、それを昨日タクシーで一緒に帰った呉羽がもっていることを知る。
申し訳なさそうに、スマホを京谷の代わりに受け取りにいこうとする晶を見て、その場にいた恒星はイヤな予感がしていた。

そして呉羽から昨晩起きた衝撃の事実をきいた晶は、パニックのまま恒星の事務所にかけこんできて・・・！

日テレ　獣になれない私たち

京谷（田中圭）の家に4年も暮らし続ける元カノ・朱里（黒木華）と向き合うため
遂に1人でマンションに会いに行った晶（新垣結衣）。
晶は冷静に「ここを出て行くつもりありますか？」と問いかけるも、
感情的になって晶に主張をぶつける朱里をみて、自分との違いを改めて突きつけられる。

マンションに帰ってきた京谷に、客用のティーカップを見られ
「誰かきてたのか？」と問われるも、朱里は晶がきたことは言わずにごまかす。

朱里と会ってからというもの、今まで以上に笑顔で仕事を完璧にこなす晶。
社長の九十九（山内圭哉）はご機嫌で、他の社員達も喜んでいるが、
松任谷（伊藤沙莉）だけは晶の微妙なあやうさに気づきいぶかしがる。

一方、晶と一夜を共にしたと聞いて逆上した京谷に殴られてしまった恒星（松田龍平）。
恒星も遂に、今まで目を背けていた呉羽（菊地凛子）の夫「橘カイジ」の名前をPCで検索。

そして、「明るすぎる」晶の変化に気づいた恒星は・・・

日テレ　獣になれない私たち

晶（新垣結衣）と恒星（松田龍平）の路上でのキスを目撃した呉羽（菊地凛子）と三郎（一ノ瀬ワタル）。
そのまま4人で5tapで飲むことに。呉羽は2人のキスを見ても全く態度が変わらず上機嫌。

今からみんなで夫の橘カイジの仕事関係のパーティーに行こう！と誘うも、恒星は晶と約束があるからいかないと冷たく断る。
しかしカイジのことが気になっている恒星は、後日パーティーの様子を三郎から聞き出そうとするも肝心のことがよくわからない。そんな中、恒星は呉羽とカイジの結婚についての「不穏な噂」を聞いてしまう…

一方、朱里（黒木華）が居座り続けるマンションから遂に出てきたことを晶に告げられないままの京谷（田中圭）。
朱里は部屋に残された京谷の荷物の中から、晶からきていた年賀状を見つける。
住所をみた朱里は晶の家に向かうも、ふらっと5tapに立ち寄る。そこではちょうど恒星とタクラマカン斎藤（松尾貴史）が話し込んでおり、なぜか朱里も一緒に話の輪に入って飲み始め・・・

日テレ　獣になれない私たち

恒星（松田龍平）が封筒に入った大量の現金を持っているのを目撃してしまい、とまどう晶（新垣結衣）。恒星は「この金で粉飾決算に加担するように脅迫されていて、やむを得ない事情で抜け出せない」と話す。その告白を真剣に聞く晶に「…という映画の話」と言って話を変えてしまう恒星。

社長の九十九（山内圭哉）の発案で、録音機能付き監視カメラがついたツクモクリエイトジャパン 。
その息苦しさと緊張感に松任谷（伊藤沙莉）も上野（犬飼貴丈）もバテ気味・・・。
強引な社長のやり方に会社全体の空気が停滞していることを晶と佐久間（近藤公園）は心配する。

一方、寝たきり状態だった京谷（田中圭）の父の容態が悪くなり、病院にいれるかどうかで千春（田中美佐子）と家族の間はもめていた。
京谷とケンカしたままでそんな状況をしらない晶は、千春と連絡がつかないことを心配しながら夜遅くに帰宅。すると、アパートのドアの前でなぜか眠り込んでいる朱里（黒木華）を見つけ・・・。

日テレ　獣になれない私たち

恒星（松田龍平）は、呉羽（菊地凛子）の夫でヒットゲームクリエイター・橘カイジの会社の上場を手伝うことを決めるが、打ち合わせを何回も直前にキャンセルされていた。
それを聞いた晶（新垣結衣）は、「呉羽が乗り気なだけで、本当はカイジは恒星を意識していて会いたくないのではないか？」という仮説をたてる。

遂に晶は、ツクモ・クリエイト・ジャパンの業務改善に向けて積極的に動き出した。
社長の九十九（山内圭哉）にスタッフを増やすことを提案すると思いの外あっさりと採用を任され、はりきる晶。
そして…面談の日にあらわれた応募者は、京谷（田中圭）の元彼女・朱里（黒木華）だった！

一方、会計監査の仕事中の恒星に一本の電話が。
それは、行方不明中の兄・陽太（安井順平）が酔っ払いの財布から金を盗もうとして警察に捕まったという連絡だった。
処分が決まるまで自分の事務所に連れてきた恒星だったが、目を離した隙に陽太が事務所から逃走！
恒星は晶に、自分がなぜ兄のことが大嫌いなのか、2人の間に起こった過去の出来事を話しはじめる…

日テレ　獣になれない私たち

晶（新垣結衣）が業務改善を進めた結果が出始め、ツクモクリエイトジャパンの雰囲気はどんどん良くなっていた。
松任谷（伊藤沙莉）と上野（犬飼貴丈）も仕事の結果がだせるようになり、
入社した朱里（黒木華）もSEチームとなじんでいる。
そんな中、社長の九十九（山内圭哉）が今度は晶を『営業部の特別チーフクリエイター部長』に昇進させることを発表。
その代わり、今まで晶がやっていた細々とした業務は全て新人の朱里が「社長秘書」としてやることになり、驚く社員一同。
晶と朱里はとまどう。

恒星（松田龍平）と呉羽（菊地凛子）の5tap前でのハグ写真が週刊誌に掲載された。
橘カイジの妻として話題の呉羽の過去の恋愛関係がどんどんほじくり返され、
みんなのオアシスだった5tap前にも記者が張り込むようになってしまう。

夫の葬儀などがようやく落ち着いた千春（田中美佐子）が京谷（田中圭）のマンションに突如遊びに来る。
そこで鉢合わせたのはとっくに別れたと聞いていた朱里！
朱里はなんとかマンションを抜け出し晶の部屋に逃げ込むが、そこにも千春が訪ねてきて…。

日テレ　獣になれない私たち

九十九（山内圭哉）の、社員を大切にしない仕事のやり方に抗議をしたところ、
逆に「お前がいなくても会社はどうにでもなる。辞めればいい」と言われてしまいショックをうけた晶（新垣結衣）…。
家族を救うために始めた粉飾決算への加担を「もうやめさせてくれ」と頭を下げて頼むも、
抜け出せなかった恒星（松田龍平）…。

傷ついた心のまま一夜を共にした2人は、あの夜のお互いの気持ちが分からずモヤモヤしていた。
5tapでちゃんと向き合って話そうとした晶と恒星だったが、
会社を休んだ晶を心配した松任谷（伊藤沙莉）と上野（犬飼貴丈）がやって来たり、
京谷（田中圭）が訪ねて来たりと大混乱！
落ち着いてようやく本音で話そうとした2人に今度は呉羽（菊地凛子）から着信が。
収束しない過去の男性関係でのバッシング記事やネットでの悪評によって、
これ以上夫のカイジに迷惑をかけないためにある大きな決断をする呉羽！

その一部始終を見とどけた晶と恒星…
「獣になれず」に生きてきた2人が最後に自分自身で選ぶ人生は⁉

日テレ　獣になれない私たち

深海晶（新垣結衣）

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本作の主人公。

ECサイト制作会社「ツクモ・クリエイト・ジャパン」の営業アシスタント。

常に笑顔、完璧な仕事をこなし、万人に好かれ、愛される女性。しかし、それは彼女の心身をすり減らす努力で成り立っていました。

周囲も彼女の優しさに甘えてしまい、さらに身を削る一方…。どうして自分がこんなに頑張り続けているのかを見失いそうになっています。

根元恒星（松田龍平）

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もうひとりの主人公。

女性にモテる敏腕会計士。

人当たりがよく、世渡り上手ですが、本当は調子よく周囲に合わせているだけ。誰のことも信用しないし、無防備に人を愛することもできない毒舌男。

しかし、順調だったはずの仕事は思わぬ方向に流れ始め、自分の人生を諦めはじめています。

花井京谷（田中圭）

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深海晶の彼氏。

大手デベロッパーの社員。保身が大事系男。

晶と付き合い始めたときには、朱里と同棲していた状態。今もそのマンションから病んでいる朱里を追い出すことができないでいます。

長門朱里（黒木華）

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花井京谷の元彼女。

人付き合いが苦手。

前職の人間関係で精神的に病んでしまい、現在は無職。

京谷と別れたあとも引きこもって同棲していたマンションに住み続けています。

橘呉羽（菊地凛子）

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根元恒星とは曖昧な関係。

アパレル会社を設立した女性ブランドデザイナーで野心家。

自身が結婚する直前まで、恒星とは恋人のように接していました。結婚後も、割り切った関係を持つことを提案したり、自身の会社の顧問税理士として依頼したりと良好な？関係を続けています。

上野発（犬飼貴丈）

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深海晶が勤務する会社の新人営業。

仕事への意欲がなく、ありえないミスを連発。そのミスが発覚すると、無断欠席を続けてしまいます。

松任谷夢子（伊藤沙莉）

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深海晶が勤務する会社の営業。

明るいがはた迷惑なところがあります。

自分は期待されても応えることができないと思いこんでおり、最初から期待をされないように適当に仕事をするようになってしまいました。

佐久間久作（近藤公園）

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深海晶が勤務する会社のSEチームリーダー。

晶の依頼に緊急でも快い対応をしてくれますが、じつは密かにツクモを退職することを考え、転職先を探しています。

九十九剣児（山内圭哉）

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深海晶が勤務する会社の社長。

頭の回転は異常に早いですが、それを他の社員にも求め、恫喝し関西弁でまくしたて、パワハラを暴走。その尻拭いを晶が懸命にしています。

橋爪（山口馬木也）

馬木也さんｷﾀ━(ﾟ∀ﾟ)━!✨
橋爪部長〜💕こんな上司ほしい〜✨
ご飯もぐもぐ🍚
#けもなれ #山口馬木也 pic.twitter.com/PICkcAvCgi

— 橘かぼす (@kabos_t) November 21, 2018

花井京谷の上司。

モットーは、「仕事はチームでするもの」。

派遣社員として働いていた晶に現在の会社の正社員の職を紹介しました。