スタッフ

  • 丸山隆平の話

    初めて脚本を読んだ時の印象は、胸が熱くなるような、明日からまた頑張ろうと思えるような、ハートウォーミングで、しかも笑える、とても素敵な喜劇だと思いました。劇場で観た後には大切な人を思い出したり、家族に電話したくなるような優しい気持ちになれる物語です。ただ一方で、プレッシャーも感じました。一軒の豪邸の中の心のすれ違いが台本には繊細に描かれていまして、周りの人たちの“勘違い”を受けて、リアクションを返していかなくてはいけませんので、演じる上で責任は感じました。 私が演じる大貫はじめが色々な人と出会い、翻弄され、時に笑い、時に胸を打たれながら、どのように変化していくのかを楽しんでいただきたく。もちろん、その他のキャラクターの人生も深く盛り込まれていますので、誰目線で観るのかは自由ですし、自分なりの視点で色濃い人間模様を楽しんでいただければと思います。

  • 市村正親の話

    今まで演じたことが無いようなハイテンションの難役でした。西田監督はこの「泥棒役者」という作品の舞台版の演出と脚本も書いているので、ビジョンが明確で、監督のエネルギーに皆が引っ張られて撮影が進んで行きました。劇中では、丸ちゃんとの漫才のようなシーンが多かったので、監督の号令のもと、撮影初日を迎える数週間前から、丸ちゃんの家で読み合わせをしたこともコンビネーションの良さにつながったのだと思います。あるシーンの撮影では「皆で楽しそうにしている様子をアドリブで演じてください!」と監督から言われて、ここは年長の自分が引っ張らないといけないなと思って、“とっておきの話“を披露しました。すると、撮影に臨んでいた皆が思いっきり笑ってくれるほど盛り上がって、とても良い場面になったのではないかと思います(笑)。

  • ユースケ・サンタマリアの話

    西田監督とは以前、舞台でご一緒していましたが、役者の良い芝居はきちんと残しつつ、自分のこだわりは譲らない監督ですね。今回のチームは現場を盛り上げるタイプの人がたまたま多く揃ったのと、スタッフの皆さんもとても穏やかなので、居心地の良いあったかい現場で気に入っています。本番前に、ちょっと変な空気を入れるような、スパイスとなるようなアドリブをいつも入れていました。それで場が和んで、リラックスして監督の細かい演出に応えるような、そんなルーティーンのやり取りをしていましたね。みんな喜んでくれてると思ってやっていましたけど、もしかしたら迷惑に感じていた人もいたかもしれません(笑)。

  • 石橋杏奈の話

    帰国子女の役ですので、日本語の台詞の中に英語が混ざっているところが多かったり、また時には外国人のような身振りを入れないといけなくて難しかったです。台詞一つ一つ、この台詞はこういうスピードでとか、ここはビシッと強めにとか、監督から細かく演出していただけたので、とても役に取り組みやすかったですし、新鮮でした。共演者もスタッフも含めて全員が明るく、こんなに明るい組は見たことがないくらいです。本番直前まで冗談を言われたりして、笑いをこらえるのが大変でした(笑)。

  • 宮川大輔の話

    とても笑える喜劇なんですが、現場に入ってみると、周りの人たちのキャラクターがかなり濃いので、自分の役の“恐さ”が、場を引き締めるような存在になればと思いました。 独特でクセが強いおしゃべりな方が多くて、こんな明るい現場は珍しくて面白かったです。市村さんは朝からテンション高いですし、ユースケさんはテンション低いながらも色々喋ってくれますし、丸山さんもいちいち余計なことを言ってきたり、皆さんと良い距離感を保ちつつ楽しんでいました。西田監督とは『ガチ☆ボーイ』以来ですが、約10年くらい経ってもお互いに第一線で頑張っていて、また共演できたことがなんか嬉しかったです。

  • 高畑充希の話

    西田監督とは「とと姉ちゃん」の脚本でお世話になっていて、今回は監督として直接演出していただくことになって、嬉しかったです。そして、監督はご自身のビジョンが明確なので安心して演じることが出来ました。私が演じた美沙は、できた人です、いい感じに力も抜けている女性で。はじめ君との温かい空気感が伝わればそれで十分だと思っています。美沙をこういう人にしたいというよりは、はじめ君のことが大好きで、はじめ君のことをちょっと手のひらで転がすことを楽しんでいるような、はじめ君ありきのキャラクターで居られたらと思っていました。

  • 片桐 仁の話

    僕はもともと舞台版「泥棒役者」に出演させていただきました。当時は役名も無く「泥棒」という役でした。それから11年経ちましたが、映画版にも参加させていただき嬉しかったです。今回はユーチューバーという役柄で、舞台版の当時はユーチューバーという概念もなかったので全く新しい役ですね。本編では一瞬の登場かもしれませんが、丸1日かけてYoutube動画を撮るという、映画らしいとても贅沢な撮影をさせていただきました。僕はちょっとだけしか出ていませんが、サラサラヘアと脇汗もポイントな濃いキャラクターですので、ぜひ注目して見てください!

  • 峯村リエの話

    本当に仲が良くて、みんな無理をしていない、とても楽しい現場でした。編集長という立場上、会社のことを1番に考えないといけなくて、感情に流されないようにしてはいますが、やっぱり人間ですので情はあります。演技としては、それを見せないように、厳しくて恐い編集長にパッと見から思われるように心がけました。台本を読んだ時には、キャラクターの表面部分しか分からなかったのですが、監督の頭の中には画が出来上がっていましたので、とてもやりやすかったです。

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